お金と健康を失って初めて気づいたこと

生きているといろんなことがある。
思ってもみなかったことに突然巻き込まれ、「まだ大丈夫」「まだ頑張れる」と振り回されているうちにすり減って、そうしてある日突然体が動かなくなってしまう。

振り返ると不運だったなと思うけれど、自分を可哀想だとは思わない。
もっといろいろやりようがあった、あの時も、その時も。
でも確かなことは、あの頃のわたしは最善を尽くしたということ。

お金がなくなるととても惨めである。
当たり前に買えていたものが買えなくなる。
服も、コスメも、スイーツも。
楽しみにしていたイベントもライブも、映画も、漫画や小説も諦めざるを得なくなる。
日々の食料品や日用品も、たった数十円の価格差に迷う。
毎月の支払いに追われ、心は荒んでいく。
気持ちは焦る一方で、何にも良い案が浮かんでこない。

そんなストレスにさらされ続けた結果、とうとう体まで壊れた。
思えば予兆はいくつもあった。
朝なかなか起きられない、ベッドから出られない。
食欲がなくなり、体重が減り、下痢と便秘を繰り返すようになり。
疲れやすくなって外出が億劫になり、家にこもりがちになり。
楽しさや嬉しさを感じにくくなっていった。
そのかわりに、怒りや憎しみやイライラが増し、被害者意識が強くなり、小さなことに失望し、勝手に傷つき、いつも疲れていて悲しかった。
それが何年も何年も、かなり長い期間続いていた。

体調不良は本当に唐突に来る。
何を食べても下痢をし、胃痛で食べられなくなり、空腹を感じず、食べたい気持ちもなくなった。
体重が一気に減って、体に力が入らなくなってしまった。
ベッドから起き上がって洗面所に行く、たったそれだけのことで息が上がる。

これはさすがにマズい、と思った。
まるで体が生きることを拒否しているようだった。
お金がなかったので病院に行くのを随分ためらって、不調を我慢し続けた。
何日休んでも一向に良くなる気配がなく、体重が減り続けたため、ない気力とお金を振り絞って近くの病院に行ったら、総合病院の紹介状をくれた。
大きな病院での検査で、人生初の胃カメラを飲むことになった。
結果、ストレスによる自律神経のエラーということだった。

こんなに体が辛いのに、ストレスが原因だなんてそんなことってある?
検査結果を聞いた日の帰り道、わたしは腹立たしい気持ちでいっぱいだった。

自律神経っていうのは恐ろしい。
無意識下で体が勝手にやってくれている生命維持装置みたいな機能なので、人間が意識的にどうこうすることができないのだ。
そんなところにエラーが出たら、太刀打ちできるわけがない。

自律神経を整える、ってよく聞くけど。
一度ちゃんと調べてみてほしい。
朝起きて朝日を浴び、バランスの取れた食事と適度な運動、ストレスを避けて、夜は入浴して体を温め、23時には寝る。
ごく当たり前のことのように聞こえるけど、実際のわたしの生活は起きる時間も寝る時間もバラバラのぐちゃぐちゃで、そのどれをとってもクリアできていなかった。

まいりました、完敗です。
言い訳のしようもございません。

今は自分に合う薬と出会って症状は治まっているけれど、対症療法なので薬が切れてくると具合が悪くなる状態。
これまで自由に生きてきたように思っていたのは全部、体にも心にも負担をかけることだったのだなと痛感している。
加えて女の体は毎月ホルモンバランスが乱高下するので、規則正しく生活する、これが本当に難しくて苦戦中。

まだまだ規則正しい生活には程遠い毎日だけど、スッキリ起きられた朝にカーテンを開けて太陽の光を浴びていると、『わたしだって生きていていいのかもしれない』と感じられることがある。

この世界にわたしは必要のない存在だと、ずっと疎外感と居心地の悪さを味わい続けてきた。
子どもの頃から社会にうまく適合できなかったから。
皆が当たり前のようにできていることが、わたしにはできなかったから。
この社会でわたしが生きていくのはとても困難なことで、社会の方もわたしのような人間を受け入れるようにはできていなかった。
はみ出し者としてはみ出し者のコミュニティを渡り歩きながら、そのいずれにおいても馴染めずにいた。

太陽の光を浴びながら、ぼんやりと忙しない騒音にまみれた社会を遠巻きに眺めていて、ふと気がついた。
わたしはずっと、わたし自身を受け入れられていなかったのだ。
だからどこに行っても『ここにいていい』と思えなかったのだと。
自分を許せない自分がいて、ずっとずっと責めていたんだと思った。

どんなに酷い仕打ちをされても、人を許すのは比較的簡単だ。
ほとんどの場合、時間と共に自然と薄れていく。
けど、わたしはずっと、片時も離れることのできない“自分自身”に腹を立てていたのではないかと思う。
他人には取り繕って隠しているような、自分のだらしなさや汚さや狡さを、来る日も来る日もずっと見ているわけなのだから。

それに気がついた時、すとんと腑に落ちた。
ああ、だからだったのかと。

そうしてその瞬間、心に引っかかっていた何人かの許せなかった人を、わたしは全員すっかり許してしまった。
自分より許せないような人が一人もいなかったからだ。
わたし自身がやってきたことに比べれば、どれも大したことのないように思えた。

自分を許すことは、きっとまだまだ時間がかかるだろう。
一生かけて許す作業をしていかなければならない。
これ以上自分に嫌われないために、努力していかなければと思う。

生きていていい。
ここにいていい。

そんな風に自分が自分を許してくれるようになるまで。


生活困窮のピンチの時に

お金がなくなってどうしようもなくなったとき、まず初めに気をつけてほしいのは冷静になること。
これが本当に難しいんです。

まずは落ち着いて、深呼吸してください。
日本には幸い、そういう人たちのための支援制度がちゃんとあります。
絶望するにはまだ早いです。

お金がなくなって一番最初に失うのは心の余裕。
心の余裕はお金の余裕です。

一つ一つ確認していきます。

ライフラインの確保

まず初めに、この現代社会でサバイバルするのに、可能な限り確保していただきたいものがいくつかあります。
優先度の高いものからご紹介しましょう。

①通信手段と電源の確保

これは、何もかも失ったとき、SOSを求めるためにあった方が絶対にいいアイテムです。
誰かに助けを求めに連絡するのはもちろん、どこに相談に行けばいいか、食べるもの、寝る場所、そういったものをどこで得られるのかを調べるのに使えます。

無料の生活相談、宿泊施設、食堂、食料や日用品の配布など、支援団体が生活困窮者向けに全国でいろんな活動をされています。
www.npomoyai.or.jp

また、今の時代に通信手段がなくなると、わりと簡単に社会から断絶されてしまい孤立します。
社会的にも精神的にも、孤立は可能な限り避けてください。
心に余裕がないときに一人になってはいけません。
絶対に誰かに連絡して繋がりを断たないようにしてください。

スマホを充電する場所の確保も重要です。
バッテリーが切れたスマホは何の役にも立たないので。
最近はカフェなどに無料で充電できるところがあります。
『無料 スマホ 充電スポット』に地域名をつけて検索してみてください。
※有料のところもあるので調べてね!

②住まいの確保

住居は失わないに越したことはありません。
何をするにも手続きに必要なのは住所と電話番号です。
これを一度失うと、再度得るのに相当な苦労を要します。
行政の『住居確保給付金』という制度を利用するなどして、可能な限り生活拠点を守ってください。

生活保護申請における水際対策の報道などで、いきなり役所に行くのは不安に感じる方もいらっしゃると思います。
そういう時はまずお近くの非営利団体を探し、相談してみてください。
あなたの状況に合った解決方法を一緒に考えてくれます。
プライバシーは守られますし、無料で相談できます。
どんな制度があるのか、どんな支援を受けられるのか教えてくれます。
税金の相談ではありますがわたしが行ったところでは、親身になって長時間にわたり話を聞いてくれて、アドバイスしてくれました。
住居を失う前に、まずは相談に行くことをおすすめします。

非営利団体 生活困窮 相談』または『生活困窮者自立支援』に地域名をつけて検索してみてください。

生活困窮者自立支援制度における相談窓口はこちらでも調べることができます。

www.mhlw.go.jp

もし住まいを失ってしまったら、誰でもいいので頼ってください。
家族など長期で頼れる身内がいるなら、かっこ悪くても恥ずかしくても頼ってください。
日本は比較的治安が良い国とは言え、野宿するのはリスクが伴います。
女性や未成年者であれば尚更、危険性は高まります。
野宿の選択は避け、相談できそうな友人知人がいるならひと晩くらい泊めてもらってください。
多少お金があるなら、仮眠スペースのある入浴施設やネットカフェなどが使えると思います。

一人で解決しようとしないでください。
絶対に無理をせず、しかるべきところに早めに相談してください。
助けてくれる人が必ず見つかります。

③電気ガス水道

住居の確保ができているなら、次は電気ガス水道です。

電気とガスは滞納するとわりとすぐに止められます。
水道は結構待ってくれますが、いずれ止まります。
[請求書→督促状→停止]の順です。
督促状に支払い期限と、それを超えたらどのくらいの期間で停止するかが書かれていると思うので確認してみてください。

電気が止まるとほとんどのことができなくなります。
冷蔵庫、洗濯機が使えなくなるとかなり生活の質が落ちます。
住まいの設備がオール電化なら尚更です。
気候変動の影響で、夏はますます暑く、冬は極端に寒く、二極化してきていて、春秋がなくなってしまいました。
真夏や真冬に電気が止まり空調機器が使えなくなると、場合によっては命の危険があります。

また、給湯器が電気制御のところもあります。
うちがそうです。
電気が止まると給湯器のスイッチが入れられなくなり、ガスがあってもお湯が使えません。
お湯が使えなくなると夏場は何とかなっても、冬は厳しいです。

キッチンのコンロが電気のところも増えてきていると思いますが、電気、またはガスが止まると自炊できなくなります。
お弁当やお惣菜を買うより自炊をした方が節約になる点から、お金がないときにガスが止まると食費が高くなり、ますます困窮度合いが加速してしまうことに繋がります。

最後の水道は、言わずもがな命に直結します。
日本の水道水は飲めますからね。
水が得られなくなると飲み水の確保が難しくなるばかりか、トイレの問題、手も洗えない、お風呂にも入れなくなるのでたちまち衛生面に支障が出てきます。

ここを止められるまでに、何とかお金を工面する方法を考えてください。

支援制度を利用する

人にお金を借りるとトラブルになりやすく、信頼関係が犠牲になります。
金融機関にお金を借りるのも、返す目処が立っていなければそのうち自分の首が締まります。
働いたり、不用品を売るなどしてお金を得られればいいですが、中~長期の困窮が予測されるなら、支援制度を利用することも視野に入れてください。

日本には生活保護制度のような、さまざまな支援制度がありますが、基本的に自己申告制です。
どんな支援制度があるのか知らない人も多いです。
めっちゃ不親切ですよね。

そう思った人がこんなサイトを作ってくれています。
compass.graffer.jp

簡単な質問にチェックをつけるだけで、どんな支援があるのかザックリ教えてくれます。

また、先に紹介した非営利団体に相談するのが最も的確なアドバイスがもらえるので、わからなければまず相談に行ってください。

自助には限界があります。
頑張れなくなったことはあなたのせいではありません。
共助・公助を最大限に利用して、自分の命を守ってください。
国民の権利としてあるものです、権利を行使してください。
すべての国民には生きる権利があります。
健康で文化的な最低限度の生活は、憲法により保障されています。

自分を責めたりせず、必ず生き延びてください。

心と体の健康を最優先

どんな理由で困窮するか、理由は人ぞれぞれ。
ある日突然、事故や病気で体に障害が残って今までどおりに働けなくなるかもしれません。
日々のストレスが蓄積し、ある日突然心が決壊するかもしれません。
ある日突然、職場が倒産してしまうかもしれません。
ある日突然、災害によってすべてを失うかもしれません。
いつ、何が起きるかなんて誰にもわからないし、予測できません。

努力しなかった自己責任?
そんな事を言う人は、問題の本質を何もわかってない、幸運に恵まれた無知な人です。
放っておいてかまいません。
自分の身に降りかかるその時まで、きっと理解できない人種です。
あなたが気にかけてあげる価値もない人です。
忘れてOK。

体の健康も、心の健康も、同じくらい大切です。
しかしながら心の健康については健康診断などで目に見えてわかるようなものではないので、気をつけていても知らず知らずに病んでいってしまうものです。
まずは心を健康な状態にしてください。
受けられる支援はすべて受けて、心の健康を取り戻すことを最優先にしてください。
どんな状況であろうと、心が健康でなければ始まりません。

自立支援医療制度』というものもあります。
精神疾患や障害で働けなくなった人の医療費負担を軽減する制度です。
こういった制度もあるということ、知っておいてください。

何度も言いますが、つらい時こそ一人になってはいけません。
必ず誰かと連絡を取り合ってください。
難しければネット上の知らない誰かでもかまいません。
会話に内容なんてなくてもいいんです。
誰かと繋がっている、そういう実感を持っていてください。
その繋がりが、社会に戻るための道しるべになります。
一度孤立してしまうと、社会の輪の中に入っていくのに相当な勇気が必要になるため、復帰に時間がかかる可能性が高くなります。
つらい時だからこそ誰かと繋がっていてください。

[死にたい]=[生きたい]です。
死にたくなるほどつらいことが消えてなくなってしまえば、死にたい気持ちも消えるんです。
死にたい気持ちは生きていたい気持ちと同じ源流にあります。

こころの相談、よりそいホットラインなど、無料で話を聞いてくれる電話相談やチャット相談などもあったりします。
www.mhlw.go.jp

どうしてもの時はここに電話やLINEをしてみるのも手ではあります。
わたしも以前に利用したことがありますが、いつもかなり混み合っていて、必ず応対してもらえるとは限りませんでした。
電話が繋がらない、チャットの返信がない…
切羽詰まった時にそうだと余計につらく感じたりもします。
本当にどうしようもなくなってしまう前に、勇気を出して誰かに相談するようにしてみてください。
身近な人に話せない場合、大抵は予約制ですが無料面談もあります。
話を聞いてもらうだけでも心が楽になりますよ。

わからなければまずは非営利団体の無料相談に電話する
これだけは覚えておいてくださいね。



いかがでしたか?
知ってる事ばっかりで詰まらなかったでしょうか。

わたしがこれから発信していく予定の情報は、住居とライフラインが確保されているところからのスタートとなります。
でも、これだけはどうしても最初に書いておきたかったんですよね。
ハウジング・ファーストという言葉があるくらいで、まずは住居。
安全な私的空間を確保することは人間にとって必要なことです。

まだまだセーフティーネットが充分に行き届いておらず、もどかしさを感じることも多い日本の社会保障制度。
支援制度の前にそもそも社会設計に問題があったりもして、悩ましいところです。

本人の努力とは何の関係もないところで、パンデミックや戦争が起きたりして大きな影響を受けてしまう。
そんな現実をわたしたちはこの数年で目の当たりにしました。
日本は地震の多い国ですし、気候変動による自然災害などで、これからますます困窮する方々が増えると予想されています。
いつ・どこで・誰に・何が起きても不思議ではないのです。
『そう言えば前にそういう記事読んだな』と、万が一の時に思い出して、調べるきっかけになりますように。


ブログ開設にあたって

読者は有用な記事の内容に興味があるのであって、執筆者にさほど興味がないからプロフィール記事は必要ない。
そんな記事を見かけた。
え、いやちょっと待って。
確かにそうであることの方が圧倒的に多いけど、面白い記事だったり好きなテーマについての記事が多いブログに出会うと、どんな人が書いてるんだろうって気になるし、結構見に行くよプロフィール!
わたしはね!!

てことで、一応書いておきます。

名前: MOZ(モズ)
性別: 女性(シスヘテロ
年齢: アラフォー
肌タイプ: 混合肌
パーソナルカラー: イエベ秋
骨格診断: ナチュラル(自己判断)


いつの間にやらアラフォーに突入。
やりたくない事を回避しながら生きてたら、要領悪く見事にレールを踏み外し、“こんなはずじゃなかった”人生を生きている今。
マジョリティになれなくて民主主義社会からこぼれ落ち、ろくな知識もないまま社会人になり資本主義の荒波に揉まれ、心を壊し、ついには体をも壊し、人生をお休み中。

幸せって何だろう?
わたしってどうなってたら幸せ?

自問自答を繰り返しながら、たどり着いたのはスローライフ

他者や社会の価値観に振り回されず、自分にとって居心地の良い、心が楽に生きられる、かつ健康で文化的な最低限度の生活

欠点やコンプレックスは山ほどある。
生きてるのが奇跡ってくらい、致命的にこの社会に適合できない。
だけどきっと自分にだって何かできることがあるはず!


あるとき、たまたまテレビのバラエティ番組で、『1ヶ月食費1万円生活!』という企画をチラッと見かけた。
そんなのが企画になるんだ!?と衝撃を受けた。
なぜかって、うちの食費は大体月1万円台だったから。

その番組を最後まで見ることはできなかったけど、企画の主旨的には『1ヶ月の食費1万円にチャレンジ!』ってあたりからして多分、月末ごろにお金がなくなってきて何とか工夫して自炊をしたり、超質素な貧乏メシになったり、はたまた食事を抜いたり…というような様子を眺めて楽しむ感じなのかなと受け取った。

貧乏をエンタメにして楽しむなんて、趣味の悪い企画だな。
これを素直に笑える人は、きっとお金に困ったことがないのだろう。

予算は月1万円とキッチリ決めているわけではないので、厳密に1万円以内にしようとは考えたこともないし試したこともないのだけど。
こういうのをお茶の間で楽しめてしまう、マジョリティの住んでいる日本って国はよっぽど豊かなんだなぁと、最初の印象ではそう冷ややかに思っただけだった。

それ以後、特にそれを気にするでもなく過ごしていくうち、色んなニュースを目にしてきた。
30年間成長しない経済であるとか、賃金が上がらないだとか、物価高であるとか、格差貧困問題はもとより、ジェンダー不平等であるとか。
『日本人はゆっくり時間をかけて少しずつ貧しくなってきている』
そんな風に解説する評論家や経済学者もいた。
徐々にではあるけれど、生活困窮者、ロスジェネ世代、貧困女子などが話題に取り上げられるようにもなってきた。

わたし自身も、“こんなはずじゃなかった”人生を着実に歩んでいるロスジェネ末期世代。
物心ついたときにはバブルが崩壊し、不景気な日本しか知らない。
教師は当たり前に体罰を行い、就職は絶望的ムード、家にもカネがなく、親もピリピリして家庭環境もサイテーだった。
中卒後、家出同然で実家を飛び出し、イクセイソウ…
学歴もない女なので、低所得者まっしぐら!

若い頃は良かったですよ。
若い女ってだけで稼げる仕事もありマシタ。
しかしね、気がついたらアラフォー!
若くもない独身女がちゃんとした就職もせずに生きていけるはずがなかった。
生活の安定や世間体のために、大して愛してもない男性と結婚していく友人たちのようにもなりたくなかった。
目の前の生活に精一杯で、将来のことなんて考える余裕すらなかった過去のわたし、大丈夫、あんたは悪くないよ。


さて、そんなこんなで話は戻ります。

否が応でも人生は続いていくし、死ぬわけにもいかない。
生きるために、お金は必要。
仕事を選ばなければある程度までは収入が得られる。
低所得でだって高望みしなければそれなりに暮らしてはいける。
きっと生活水準ってそういうものだと思う。
上げるのは難しいけど、下がるのはあっという間。

  • 病気や怪我をして働けなくなった
  • しばらく貯金を崩して生活する必要がある
  • 収入が下がった
  • 節約したい
  • 貯金したい
  • 慢性的に生活に困っている

そんな人に向けて、わたしの暮らし方が何かヒントになればいいなと思って、普段の生活で気をつけていることやちょっとした節約術、お買い物時の心得など、何かヒントになるようなことを発信できれば良いなと思った次第です。

貧乏がエンタメになるのはサイテーだけど、資本主義社会で暮らしている以上、生きているだけで必要なコストがある。
今あるお金を最大限に活用し、かつ最小限に節約し、無理なく、無駄なく、豊かに暮らしていくこと。
予算が少なくても幸せに生きていくこと。

それがわたしの目標です。

身をもってサバイバルしてきたわたし個人のライフスタイル。
有用だと思ったら実践してみるもよし。
こんな暮らし方してる人もいるんだなぁ、とスルーするもよし。
受け取り方はご自由に。

税金の相談に行ったNPOで、相談員に生活保護レベルの収入だ。今までどうやって生活していたのか』とのお墨付きまでもらったわたしの暮らしを綴っていきます。
※すべて実体験をもとに書いていきます。


お金がなくても楽しく生きるをモットーに、ブログ新設です!